土地家屋調査士試験の択一対策!効率的な勉強法を紹介します
こんにちは!土地家屋調査士試験を目指して勉強中のみなさん、日々お疲れさまです。
「択一試験の勉強、どうやれば効率がいいんだろう?」
「やってもやっても覚えられない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
択一試験は、不動産登記法・民法・土地家屋調査士法など幅広い知識が問われるため、やみくもに勉強すると時間が足りなくなってしまいます。
そこで今回は、効率よく択一試験の点数を伸ばす勉強法を紹介していきます。
大前提として、テキストを1周はしていて、試験の大枠を掴んでいることを前提として書いています。
過去問を最優先!完璧にするまで繰り返そう
テキストが1周わったらまずやること。
それは、過去問を解くこと!
土地家屋調査士試験は、過去問と似た論点が繰り返し出題される傾向があります。
【おすすめの進め方】
① いきなり解くのではなく、まずは問題と解説を読みながら「こういう問題が出るんだな」と理解する。
② ある程度インプットしたら、実際に解いてみる(最初は間違えてOK!)。
③ 間違えた問題は解説を熟読し、同じミスをしないようにノートやスマホにメモ!
④ 数日後、もう一度解いてみる → 「解答を覚える」のではなく、「考え方」を理解する!
目安として、過去10年分の問題を3周できるとかなり力がつきます!
本試験までに基本的には5周するのが目標です!
頻出テーマを優先的に覚える
択一試験はすべての範囲を完璧にしようとすると時間が足りなくなります。
だからこそ、よく出るテーマから攻めるのが鉄則!
特に頻出なのはこのあたり👇
不動産登記法(超重要!)
✅ 表示登記に関するルール(土地・建物の表題登記、地目変更、分筆・合筆など)
✅ 添付情報(どの登記に何の書類が必要か)
✅ 総則(手続き全般のこと)
民法(判例を押さえる!)
✅ 所有権の範囲(民法206条)と隣地関係
✅ 共有・時効取得のルール
✅ 土地の工作物責任(民法717条)
※民法は3問ですが、できる限り落としの無いよう対策して、2問は取れるように!
まずはここを重点的に勉強しましょう!
スキマ時間は「択一の知識を思い出す時間」にする
択一試験の知識は、覚えては忘れ、覚えては忘れ…を繰り返しながら定着していきます。
そのため、「机に向かって勉強する時間」だけではなく、スキマ時間を有効活用するのがポイント!
例えば…
✅ 通勤・通学中に「択一知識まとめノート」を見返す
✅ お風呂に入りながら「今日覚えたこと」を思い出す
✅ 寝る前にスマホで「間違えた問題リスト」をチェック
「一度勉強したけど忘れた知識」を思い出す作業を繰り返すことで、記憶が定着しやすくなります!
特に3周目以降は、連続で間違えた問題を中心に解くと、効率が上がり理解も深まります!
「なぜそうなるのか?」を意識して覚える
択一試験の問題には、ひっかけ問題がたくさんあります。
単純に「答えを暗記」しているだけでは、少し問題の形が変わると解けなくなってしまうんです。
たとえば…
❌ 「この登記にはどの書類が必要?」→ Aだっけ?Bだっけ?うーん…」
⬇
⭕ 「この登記には○○の証明が必要だから、Aの書類が必要なんだ!」
といったように、理由をセットで覚えることが大事!
記述式問題と併せて解いていく
問題集が最低3周出来たらここから記述式問題を解き始める。
複素数や電卓の使い方、定規の使い方は3月ごろまでに終わらせることを目標にしましょう!
私は4月の1か月を使って択一式は解かずに記述式の過去問を2周しました。
ここまでできればゴールデンウイークごろからはいよいよ択一式と記述式をセットで学習するフェーズに入っていきましょう!
模試や答練で「本番慣れ」する!
最後の仕上げとして、模試や答練(過去問演習)を本番と同じ時間で解く練習をしましょう。
✅ 時間配分を意識する(目標:択一40分以内)
✅ 1問にこだわりすぎない!わからない問題は飛ばして、解ける問題から解く
✅ 模試の復習を徹底する(間違えた問題=伸びしろ!)
本番で緊張して実力を発揮できない…という事態を避けるためにも、模試で「試験の空気」に慣れておくことが大切です。
答練に入るのは5月~6月以降のイメージです。
私の個人的意見としては、答練に力を入れるよりも過去問に力を入れるべきだと思います。
受験生のときは、過去問8割、答練2割くらいの割合で勉強していました。
まとめ:択一試験は「繰り返し」と「理由を考えること」がカギ!
✔ 過去問を徹底的に繰り返す(最低3周!)
✔ 頻出テーマを優先的に覚える
✔ スキマ時間を活用して記憶を定着させる
✔ 「なぜそうなるのか?」を意識して理解する
✔ 模試で本番の時間配分を練習する
択一試験は、正しいやり方で勉強すれば確実に得点源にできます!
ぜひ、自分に合った方法を見つけながら、合格に向けてがんばってくださいね!
それでは、また次回の記事で!
